日付 : 18-05-17 00:00
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花を育てると、その奥深さに気付くことが多々あります。その一つ、「摘芯」について紹介します。花には茎の先端にある芽を脇芽よりも優先的に伸ばす、「頂芽優勢」という性質があります。放っておくと、先端にしか花がつかないばかりか、自身の重みで倒れてしまいます。そこで先端の芽をあえて取り除く「摘芯」を行い、横への成長を促した結果、足元がどっしりとしたコンパクトな姿に仕上がり、花数も増やすことができます。枝の数など、写真を見れば一目瞭然ですね。環境美化委員では、そのことも踏まえて日々手入れを行っています。植物も生き物だからこそ、状態をしっかり観察し、会話するくらいの心持ちで向き合ってくれることを期待しています。
…頑張って半年育てた今季の花も盛りを過ぎ、追い打ちをかけるようにツマグロヒョウモンの幼虫が出現しました。蝶の一種で毒々しい見た目ですが、触れても害はありません。まだ蕾の花びらも、無残に食い散らかされています。植え替えの時期も、もうすぐです。
(写真・文/福田)
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